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更新日付2022年02月18日

太陽光発電はやめたほうがいい?6つのデメリット

太陽光発電はやめたほうがいい?6つのデメリット
太陽光発電は設置費用が高い・メンテナンスにもお金がかかる・環境によってはつけられない・知識が無いと損をするなど不安な要素があります。実際のところ太陽光発電をすると損をすることがあるのでしょうか?幾多の太陽光発電を設置・メンテナンスしてきた株式会社未来の「太陽光発電のプロフェッショナル」が太陽光発電のデメリット6つを本音でお伝えします。

太陽光発電のデメリット1 設置費用(導入費用)が高い

太陽光発電システムを設置する時に気になるところがその設置費用(導入費用)です。ほとんどの場合100万円以上の設置費用がかかります。太陽光発電を設置するタイミングとして戸建てを購入する時などがありますが、土地代、建物代、その他費用にかなりの金額がかかるので、躊躇する人が多いかと思います。太陽光発電で失敗しない為のポイントとしても設置費用が適正価格か・高すぎないかしっかりと把握しておく必要があります。

太陽光発電の相場は設置容量1kWあたり28.6万円が相場になっています。
住宅に設置する太陽光発電の平均積載量は、4.4〜4.5kWなので、129万円程度が設置にかかる費用の相場となります。

屋根面積 システム容量 2021年の相場価格
約20平方メートル 4kW 110万円
約25平方メートル 5kW 137.5万円
約30平方メートル 6kW 165万円
約35平方メートル 7kW 192.5万円
約40平方メートル 8kW 220万円
約45平方メートル 9kW 247.5万円
約50平方メートル 10kW 275万円

尚、システム費用は年々下がっていると言われています。調達価格等算定委員会「令和3年度以降の調達価格等に関する意見(案)」のグラフを確認してみましょう。

システム費用平均値の推移

費用が下がっているとはいえ、安い商品ではありません。
しかし、太陽光発電を利用することで年々値上がりしている電気代を考えると、費用対効果が充分に得られると考えられます。

(図)設置費用と節約・売電する電気代との費用対効果例

自家消費型太陽光発電の費用対効果の計算方法

私たち未来はお客様に対して少しでもお力になれればと常に考えているため品質のいいモノを安く提供することが可能です。利益追求の高売りは一切いたしません。

太陽光発電のデメリット2 発電が天気に左右される

太陽光発電は、日射量が発電量に影響することから、季節によっても発電量が変わることが知られています。ある統計によれば、日本において平均的に最も高い発電量を誇るのは5月で、最も少なかったのは11月。太陽の出ている時間が最も長い6月が最大ではないのは、天候などさまざまな要因が作用しているためだと考えられています。天候などさまざまな要因で発電量が変わる太陽光発電ですが、発電量の変化を過度に気にするよりは、年単位で計算する考え方がおすすめです。

曇天時と雨天時で比較してみると、雨天時のほうがより発電量が低くなる傾向にあります。快晴の日と比べて曇天時の発電量は4割~6割程度にとどまりますが、雨天時は1割~2割の発電量しか得られないこともあります。このことから、梅雨など雨の多い時期は十分な発電量が見込めないとわかります。また、積雪時は雪の量にもよりますが、太陽光パネルを完全に覆うほどの雪が積もれば発電はほとんど行われません。

天候が悪い日の太陽光パネル

太陽光発電は天候の悪い日に発電量を大きく落としますが、完全に発電しなくなるわけではありません。曇りの日でも紫外線による日焼け対策が必要なように、太陽光はきちんと届いているのです。雲の陰ではなく、建物や電柱による日陰の影響でも太陽光発電は発電量を落とします。日陰の作られ方によって発電量が変わるので、設置の際には設置業者としっかりシミュレーションして場所を調整することが大切です。

株式会社未来では、設置の際に建物や電柱による日陰の影響をシミュレーションしたり、日ごとの発電量は大きく変わっても年単位では大きなズレは起きないため、計画的に導入・運用することが可能です。

太陽光発電のデメリット3 設置に不向きな家もある

太陽光発電を一旦導入してしまえば、光熱費の殆どを補い上手くいけば収入としてプラスできるしメリットが大きいと考えられますが、太陽光発電に向かない環境もあります。

屋根に設置された太陽光パネル

太陽光発電に向かない家なのに高額の費用を出してしまい後悔した…なんて声も一部あります。太陽光発電の悪徳業者は、この家には不向きとわかっていながらもメリットのみを推し進めて成約させ、アフターフォローも無いような会社があることも事実です。

では、太陽光発電が向かない家とはどういった住宅を指すのでしょうか?
① 屋根が南向きではない
屋根が北向きになると発電量はかなり落ちてしまいます。高めの架台等で対応出来る可能性はありますが、設置費用がかさむ可能性があり、あまりお勧め出来ません。

② 雨や雪の多い地域
デメリット2で説明したように、雨や雪の場合は発電量が極端に下がります。 日本海側など、雨の多い地域は発電量などよくシミュレーションしたうえで、近隣の方の導入例などを参考にしながら検討しましょう。

このように家の屋根の向きや地域などによって太陽光発電の向き・不向きがあります。私たち未来はお客様が損をするような提案をいたしません。不向きな家にはどうして不向きなのかの理由もお伝えし、お客様が納得されるまで説明いたします。

太陽光発電のデメリット4 定期的なメンテナンスが必要になる

太陽光発電のメンテナンスは、ランニングコスト(設備や装置などを維持していくための経費。消耗品費や維持費などのこと)が大半を占めます。太陽光発電での投資を考える時はメンテナンスコストについても知っておく必要があります。

低圧と高圧、特別高圧の太陽光発電システムにかかる1年間のメンテナンス費用は、低圧(10kW〜50kW):10万円〜15万円 高圧(50kW以上2000kW未満)・特別高圧(2000kW以上):100万円~200万円/MW ※1000kW=1MWが目安になります。
※高圧や特別高圧の太陽光発電費用は価格帯に幅が大きいため、上記はあくまで参考になります。

住宅用の点検の場合、法定義務はありませんが、4年に1度以上の定期点検が推奨されています。点検費用の相場は、1回で1万円というのが、FIT制度での買取価格算定の基礎になっています。

2MW以上のメガソーラーは、年間200万円以上のメンテナンス費用がかかります。メンテナンス費用は決して安くはありませんが、発電容量が大きければ大きいほど、小さな故障が大きな損失につながるため、定期メンテナンスは欠かせません。

太陽光発電は、固定価格買取制度(FIT制度)で利益を得る投資であり、固定価格買取制度とは、再生可能エネルギー源を用いて発電された電気を、国が定める価格で一定期間電気事業者が買い取ることを義務付ける制度で2012年からスタートしました。2019年度で終了すると言われていましたが、実際は終了したわけではなく2020年度以降も制度内容が変更され、引き続き固定価格買取制度を利用することができます。

メンテナンスを怠ると、最悪の場合FIT制度を利用することが出来なくなってしまします。 また、適切なメンテナンスを行わないと、太陽光発電システムが劣化し、発電効率の低下につながるため、業者に依頼をして雨風や黄砂、鳥の糞などによって溜まった汚れを適宜、高圧洗浄機を使用して清掃してもらいましょう。 太陽光パネルのメンテナンス

メンテナンスの内容は太陽光発電システム保守点検ガイドライン(PDF)に細かくポイントが書かれています。ただ、専門家でなければ難しい内容になっているので気になった時は専門業者に問い合わせをする方が良いでしょう。

私たち未来は設置して終わりの太陽光発電ではなく、設置後のアフターフォローも怠りません。トラブル時には即駆け付け対応できる体制を整えるとともにトラブルの原因についてもしっかりと改善策を立て、トラブル防止・解消に生かしていきます。

太陽光発電のデメリット5 売電価格が下がっているから利益が出ない

太陽光発電は、水力発電や風力発電同様、二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーです。太陽光発電はそれほど大きな設備を必要としないため、クリーンエネルギーの中ではめずらしく、一般住宅に導入しやすいという特徴があります。

クリーンエネルギーの導入に力を入れる政府や自治体は、補助金制度や固定価格買取制度により、太陽光発電機器の導入を促進してきました。しかし、太陽光発電が一般家庭に広く普及したことで、現在の売電価格は制度がスタートした2009年の売電価格(1kWhあたり48円)と比較して、50%以上も下落しており、2022年現在では1kWhあたり17円まで下がっています。

しかし、下がったものは他にもあります。

〇太陽光発電導入のハードルが下がった
当初約200万円かかっていた初期費用が、現在は100万円以下で済むようになり、一般家庭の普及率が上がっています。

〇電気代の節約と副収入
太陽光発電を導入すると、当然ながら電気代の節約になります。そして、売電価格が下がっているとはいえ、発電した電気を自家消費だけではなく電力会社に売電することにより、副収入を得られます。太陽光の導入から10年が経過し、固定価格買取制度が利用できなくなっても、電気代が値上がり傾向であることを考えると、自家消費できることは大きなメリットになるでしょう。

太陽光発電のデメリット6 雨漏りの発生や屋根に負担がかかる

近年では、オール電化を導入する住宅が増加しており、それに伴って太陽光発電システムを屋根に取り付けている住宅が増えています。しかし、太陽光発電の普及率に比例して雨漏り被害の件数も増加しています。屋根に太陽光パネルと取り付ける場合には、ボルトやナットを使って屋根材に固定することになるのです。
つまり、パネルを取り付けるために屋根材に穴をあけるということですので、必然的に雨漏りリスクが高くなってしまうのです。

さらに太陽光発電は年々軽量化が進んでいると言われていますが、それでもそれなりの発電量を確保するためには数百キロ単位の重量になってしまいます。つまり、屋根の上に何もない住宅と比較すれば、パネルの重量分屋根重量が重くなってしまい、大規模地震の際などには倒壊リスクが高くなってしまいます。

こういった太陽光発電に伴う屋根の不安を解決する対策は

①信頼できる施工会社に依頼する
②保証内容を確認する
③屋根に穴を開けない工事方法を選ぶ
④設置後の定期点検を怠らない

などが考えられます。株式会社未来ではこういった太陽光発電設置による屋根の負担や施工の不安を解消するため、雨漏りのリスクを承知した上でそれを防ぐノウハウを持ち、施工後の雨漏りリスクを軽減するための適切な工事方法を提案します。また、定期点検・アフターメンテナンスも未来が行うため別途契約をせずにスムーズに行うことが可能です。

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