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更新日付2022年04月12日

太陽光発電に蓄電池は必要?価格や導入タイミング

太陽光発電に蓄電池は必要?価格や導入タイミング
太陽光発電の導入時に「蓄電池」をセット購入する人や、太陽光発電を設置した後に蓄電池を追加購入する人もいます。ここでは、あなたの希望に合う蓄電池を紹介します。

蓄電池の種類

最近よく耳にする「蓄電池」ですが、蓄電池にも様々なメーカー・機能・使い方・価格等があり、どれが一番合っているのか分からない方がほとんどではないでしょうか?

蓄電池の種類

蓄電池には主に4つの種類があります
・鉛蓄電池
・ニッケル蓄電池
・リチウムイオン電池
・NAS蓄電池

「鉛蓄電池」のメリットとして価格が安いことがあげられます。安定した範囲で放電が出来ることも特徴といえます。デメリットとしては劣化が進みやすく取扱いに注意が必要です。

「ニッケル蓄電池」はニッケル水素蓄電池とも呼ばれ、過充電や過放電に強いという特徴があります。使用可能な気温の範囲が広いので一時期は主力としてよく使われていました。

「リチウムイオン電池」は近年幅広く使用されている蓄電池です。電圧とエネルギー密度の高さが特徴で、小型化しやすいことから、現在家庭用蓄電池に採用される電池のほとんどがリチウムイオン蓄電池となっています。小型化しても高い電圧を供給できるのもメリットの一つです。現在家庭用蓄電池に多く見られるのはリチウムイオン電池式の蓄電池ですが、普及が進んでいる分原材料不足が懸念に挙げられています。

リチウムイオン電池を使用する時のポイント! 基本的に、現在主流のリチウムイオン蓄電池は、電気を0まで使い切ってから100%まで充電するという使い方より、常に30〜50%程度の残量を残して充電する方が長持ちすると言われています。

「NAS電池(ナトリウム硫黄電池)」はMW(メガワット)級の電力を貯蔵でき、風力発電の課題である発電出力が不安定になるという問題を解決することが期待される電池です。

次に蓄電池には生活スタイルに合わせたスタイルがあります。

・特定負荷タイプ

 蓄電池から供給する電気を家庭の特定のエリアに限定するタイプは、特定負荷タイプを使用します。商品によって異なりますが、15~20Aまでの回路を選択頂けます。コンパクトな商品が多く商品数も多いです。

・全負荷タイプ

全負荷タイプは電気のご契約内容にもよりますが、60Aもしくは10kVA相当まで、すべての部屋で電気の使用が出来るタイプになります。ほとんどのご家庭が多くても60Aや10kVAという契約ですので、家中の照明やコンセントがほぼいつも通り使用が出来るイメージになります。

他にも単機能型・ハイブリッド型・トライブリッド型、そのほか「太陽光発電と併用できるか」など使用目的や設置状況などに合わせて、最適な蓄電池を選ぶ必要があります。
株式会社未来はお客様の状況をうかがい、お客様にとって最適なプランニングをさせていただきます。

蓄電池の使い方1-基本的な使い方

蓄電池の基本的な使い方としては、夜間の深夜電力(安い単価の電気)を貯めて昼間の電力(高い単価の電気)使用時に放電する事で、電気代の削減をするという使い方です。通常は設置時に特定のモードを設定した上で稼働させます。

その他にも、災害発生時の停電の際には蓄電池に貯めた電気を放電する事で、普段と変わらず電気が使用できるというメリットもあります。蓄電池は太陽光発電をセットで導入することで、太陽光発電で作った電気を貯めることも可能です。

蓄電池の使い方2-モード選択

蓄電池には主に5つのモードがあります。

・経済優先モード
・環境優先モード
・蓄電優先モード
・ピークカットモード
・自立運転モード

蓄電池のモード

「経済優先モード」は固定価格買取期間中に使用するモードで、電気料金が安い夜間電力を利用することで、電気代がよりお得になるように充電と放電を制御します。

太陽光発電と併用する場合、発電した電力を消費しますが、消費しきれない電力(余剰電力)は売電できるのがポイントです。売電していない時間帯は蓄電池に蓄えた電力を消費するため、FIT制度の適用期間中にメリットを得やすい方法といえるでしょう。

蓄電池のモード

「環境優先モード」では、消費する電力の自給自足を目的とします。昼間は太陽光発電で生じた電力を消費したり、余剰電力は売電せずに蓄電したり、夜間は蓄電池に蓄えた電力を優先的に消費するといったような方法で自給自足を目指します。

蓄電池のモード

「蓄電優先モード」は台風や地震で停電が発生したときに使用できるように日常的に電気を蓄えることを優先するのが蓄電優先モードです。基準となる蓄電量を設定し、基準を下回るときは買電で賄います。

蓄電池のモード

「ピークカットモード」は電力消費量がピークとなる朝や夕方に蓄電池から放電して購入する電力を減らすことで、基本料金を下げることが可能で、蓄電池からの供給と買電のタイミングを調整することで、電気代の削減を目指します。

「自立運転モード」は停電時に電気を使用します。停電が発生した時にこのモードに切り替えることで蓄電池に蓄えていた電気が使えます。手動でモード切替えする場合もあるので事前に確認しておきましょう。

蓄電池の価格

蓄電池の価格についてはメーカーや機能によって様々です。最近では訪問販売による購入者様が増えてきているように感じますが、その分トラブルも多いです。

弊社に相談されるお客様の中にも見積書の金額がすごく高いのをよく目にします。その価格が本当に適正な価格なのかを確認する上でも、相見積もりは必須です。

又、国・各都道府県・各市町村において蓄電池に対する補助金が使用できる場合もあります。必ず販売店へ確認をして下さい。価格も高額となる為、購入・導入してから後悔するのでは遅すぎます。

弊社未来はお客様へ最適なプランニングと適正な価格をご提案させて頂きます。

蓄電池の導入タイミング

蓄電池を導入するタイミングについては様々な考え方があり一概には言えませんが、弊社がおすすめするタイミングとしては固定価格買取制度の終了(売電の買取が10年経過している)したお客様です。

もちろん10年経過後も買取制度は続きますが、買取の価格が大幅に下がります。 買取単価の金額(売る電気の価格)よりも電気代の単価(買う電気の単価)の方が高くなるため、できるだけ電気を買わないことを考えていく必要があると思います。電気を買わずに作った電気を使っていくという電気の自給自足をしていくことで電気代の削減が可能です。

現在(2022年度から)の固定価格買取制度での売電単価も電気代の単価より安くなっているため、これから太陽光発電の導入を検討されている方についてもセットで蓄電池の導入を検討された方がいいのかもしれません。

太陽光発電のみでいいのか、蓄電池もセットで導入した方がいいのかはお客様には中々分からない部分かとは思いますので、弊社のようなプロに是非ご相談ください。メーカー・機能・価格・導入タイミングなど、お客様が絶対に後悔されないご提案をすることができます。

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